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冠婚葬祭というものをほとんど無視して生きてきた私は
最近しみじみこういうものが大切なんじゃないかと思うようになった。
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同じことがとあるHPにも書かれてたので、ああそうだよなあ~と思ってここにも書くのだけど。
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若い生徒さんの中にお寺のお行事がワリに好きだという方がいて、
勿論お寺の行事に限ったことではなく
たぶん行事一般が好きなんじゃないか?とは思うのだけど
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このお盆の時期も若い身空で親戚お寺関係一切をご自分で切り盛りするそうな。
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我が家は親の代からあまりこういう行事が好きでないので
冠婚葬祭以外でも成人式とか七五三とかお雛祭りとか
あまり仰々しくやらない家だった。
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昔京都に弟子入りした時に
何が驚くと言って、、行事の多いのにおったまげたものだ。
田舎のこととて
種をまく日だとか、一のつく日だとかにいちいちお行事に近いものがある。
必ずや海苔巻を1升分作って、、、それだけでもかなりの労力になるのだけど
その他にも何が採れる、、、(たとえば山菜)頃だとか
何を漬け込む日だとか、、いろいろあるんだなあ~。
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こうやってみると我が家のようなサラリーマン(親はそうだった^^;)の家というのは
毎日が平坦で特別変わったことはないのだった。
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とうとう葬式もお坊さんを呼ばない無宗教の葬式にしたものの
なにかメリハリがない。
そのとあるHPに書いてあることには
死んだのと生きてるのとにはあまり感覚的に差がなく
そこに無理やり葬式などのけじめが入ることによって気持ちの区切りがつく。。と
書いてある。
なるほど~~~~。
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そうなのだ。
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区切りの儀式をしないと長い間旅行に行ってるのか、はたまた死んだのか
よく区別がつかなくなってくる。
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遺体のない事故の場合もそうだと思う。
結局のところ、遠くに長いこと旅に出てる。。と思うようになると思う。
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生きてるような感じでずーっと続くのはまだ良いのだけど
後悔するようなこともずーーーと続くのだ。
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長い年月を経て行事や儀式というものは出来上がってきてるので
やはりそれなりの意味ってのがあるんだなあ。。。としみじみ思うこの頃だ。
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かといってじゃあお行事しましょう。。。というかというとそうじゃない。
今更~~~~~、みたいな気持ちが大きいので
結局メリハリのない人生を送ることになると思う。
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ま、私の場合子供もいないので私一代でしょもない人生は終わりということになるから
良いと言えばよい。悪くてもまた良い^^
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姪がネイルアート?をしてきて
1万円取られたーーーと言って騒ぐので
どれどれ、、、と見てみると、、、、
綺麗だけど1万円出してやってみたい。。という気持ちにはならないなあ~。
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5千円くらいならまあ良いか、、、と思うけど。。
話を聞くとマニキュアの上にアクリル絵の具で描いたり、宝石をくっつけたりするらし。
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アクリル絵の具と聞くと、耳がピンとなるので
それならうちにあるからできるんじゃない?と言ったら
高かったので足までできなかったから花火用に足に描いてくれ。。という。。
よっしゃとばかり始めたのだけど
あっという間に(ほんの5分ほどです^^;)
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1万円頂戴します^^;というくらい簡単にできるんじゃん。
な~んだ。
(これだと1万円は貰えないけど、足はこんな風にじっと見る位置にないのだから
この程度で上等です。)
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爪なんて狭い世界だから凝るといってもそうそう時間はかからない。
小さな宝石もどきを買ってくれば幾らでもどれくらでも豪華にできるじゃ~~んけ。
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これからは外で高いお金だしてやってもらうことはないねっ^^
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