生徒さん作品ご紹介 花の額

今日はほんわりと暖かったですが、また寒くなるんですよね。

もういい加減にしてほし~ィ。

暮れ辺りに完成したIさんの花の額を額装してもらってたのが

出来上がったのでご紹介します。

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元々立派だったけど

額装したらもっと立派になりました。

元が横幅60センチほどあるので

額装すると更に大きくなって

普通のお宅だと

威圧感があるかなと

思ったので

額縁はかなり狭くして貰いました。

けど色が濃いのでキリッと引き締まりました。

絵と違って手前にもかなり出っ張ってるので迫力あります。

前にも書きましたが、

ユリの花の白は油絵の具です。これは絵の具自体に存在感があって良いです。

けど、臭いのと乾かないのでせっかちな私達には我慢ならん^^;

ということで他はアクリル絵の具です。

これはすぐに乾いて我慢できる^^

代わりと言ってはナンですが、やたら重いです。オイオイ^^;

もうお宅の壁に掛ってるそうですが、次は壁が落ちるだけか^^;(笑えない^^)

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私の仕事ですが、

キツネのヒルネは漆塗っちゃったもんですから

乾き中です。

で、丁度良い具合に仏像の注文頂いたので

そちらを作ることにします。

メールだと色々な心具合などを説明頂くので

どういう気持ちで仏像が欲しいかなどがよーく手に取るようにわかるもんですから

リキ入ります^^

これも一気に出来上がりそうです。

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仏像向きの木を探してきまして、、、

サイズに切ります。

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仏像はどこから彫るか。。。

彫りたいところから彫る^^。

仏像によっても違いますが、要らないところから彫るしかないすよね^^;

前に作った白鳳期の金銅仏の観音様の形状を真似したもの。。と同じに。。ということだったので

安置する場所のサイズにあわせてやや小さめに(高さ22センチ、台含めて)作ります。

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すでに大分出来てしまった^^

楽しみが減るじゃ~。

金属の仏像は金属をあまり使わないようにか

細いお姿のことも多いですが、

こちらは材料を切っちまった分だけ太めにした方が無駄が無くて良い。と思いますが、

あまり太っててもいけませんけど、針金みたいじゃ作り甲斐がないですね。ということでやや太めになります。

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こちら、漆を塗られたキツネ。

一回目から良い色になってるので

期待大。

火鉢の上でネコが昼寝してるような感じです。

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Tさんの額です。

彫り上がって漆を塗ります。

Tさんは面白い考え方で

同じサイズのこの板を

3枚から5枚並べて飾るそうですが、

全部違うデザインです。

普通連続して作るとなにかしらテーマを設けたりして

関連性を持たすものですが、そういうことはしないそうです^^。

が、好みがはっきりしてるので自然と同じような感じになって違和感がないという結果論で

まったく飾ってどうなるか、、みたいな予想をしないようです。

かなり面白い^^

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仕事の邪魔をしてる

にゃーちゃん。

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邪魔されてるMさんのワンちゃん。

腹の辺りの

うっすらとした上向きの線は

前回までの線で

上から下がってるのか

下から上がってるのか分かりません。

今回、右下から左上に

登っていってる線は

下からぐわ~っとスピード感を持って上がっていってるということが分かる線に変わりましたっ。

線一つでもどんどん腕が上がってるので

全体の毛が満足いくまでやると多分終わりがありません^^;

数回前までは、そろそろ、、、みたいな気もしましたが

今回はこの勢いで毛並みの方向と勢いが分かるようになるまで全体を彫りつくしてほしい。。などと

思うのでした^^


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