砥の粉蒔き

たいそう蒸し暑い毎日です。

大雨が降ると言われながらも全然降らず、

降るかな~?と思いながらとうとう植木に水をやってしまいます。

Img_3464 昨日、漆を塗って砥の粉を蒔いたんですが、

それが案外良い感じに出来上がりまして、

一人悦にいってましたっ^^

ほぼ骨董品ですヮ。

 

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黒糖や黒蜜に黄粉をまぶしたような

感じなんすけど、、

黄粉の量とか時間とかで

黒糖の中に吸われちゃうとか

黄粉が多すぎ、とかいうのと同じ状態になりまする。

砥の粉でやると黄粉みたいですが、

他の顔料などでやったらまた違った感じになります。

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う~ん、良い感じっす~。(自己満^^)

普段漆をほとんどやってないので

コツってのが分からないんですけど

粉を蒔く時間ってのが問題で

早すぎると漆に粉が吸いこまれちゃって、普通に漆色になります。

遅すぎると粉が全部取れちゃったりするので

その季節によって丁度生乾きがどれくらいの時間で来るか。ってのが分かれば巧くいくんす。

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雲が古そうなら仏さんが新しい感じじゃ

いけないかと思い

最初にこげ茶を塗って古そうな感じを出します^^

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花びらの上の仏さんは

白から始めました。

Img_3470 上から同じ色を塗っていきますけど

下地の色が違うとちょっと雰囲気違ってきますゥ。

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更に胡粉や黄土を塗っていきます。

てなことで今日の仕事でしたっ。

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Sさんのいぬ箱です^^

いよいよ中が少しづつ進化して

いるところです。

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こんもりとした

可愛い姿になってきました。

上と下の部分が

少しづつ嵌って行く過程は

ちょっとドキドキだけど

嬉しいものです~。

とは言え、

ピッタリとは中々いかないです。

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ちょっとボケちゃってすみません^^;

Sさんの赤ちゃんの箱(になる予定)です。

これって

赤ちゃんを箱物にしようって

考えって私は全然浮かびませんが、

意外と良いんで

驚いちゃってます。

赤ちゃんはおくるみに包まれていて顔だけ出てるんですけど

その寝姿が筆箱になるんですって^^

すっげーアイディアですよ。

勿論、塗りは今日のヒット、、漆の砥の粉蒔きです^^

絶対合いますよ、、ばっちり。

元々の見本の作品がブロンズですから、同じような感じに仕上がりますね。

てなところで今日は終わります^^


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