生徒さん作品ご紹介、大皿、パン皿

毎年干支を注文してくださるお二人の方はどちらもご高齢で

暮れに電話をくれるのが決まりみたいになっている。

今日ひとかたは電話をくれた。

お元気そうだったのでホッとした。

もうひとかたはまだだ。

こちらから催促がましく電話するのもいけないと思うが、

12匹揃わずに終わることもあるんだろうなあ~と寂しい気持ちにもなったりする。

どうにか12匹揃って欲しいものだ。

なんたって12年かかるわけだからある程度の年配になると無事に最後まで揃えられるかって思ってしまうと思う。

勿論こちらだって最後まで作れるかな。なんて思ってしまうんだから^^;

生徒さん作品ご紹介、Iさん作大皿、パン皿。

Img_1267

写真だと大きさが分かりにくいので

お菓子を乗せてみたのだけど、それでも全然分からないが^^;、、、

大皿の方は長さが50センチくらいかなあ。。

パン皿はその半分ですけど、

一人で使うにはちょっと大きめかも。

ちょい見にはただの板に見えますが、

浅く皿状に彫ってあります。

裏側は大皿の方が丸い4本脚、パン皿は四角い糸底になっていて

キチンとしたどちらも普通の皿状です。

奥さまがパンをお焼きになるそうで

多少ゴマをする意味も含めて家庭円満協力体制で作られた次第です。

フランスパンみたいのがゴロゴロっと乗ってると良い感じじゃないですか。

パンってのは木の皿で食べると案外美味しいんです。

焼き物の皿である必要がないので是非に木の皿で気軽に使ってほしいものです^^

塗装は木固めエース。

白木のままで使いたいところなんだそうで

そういう方にはこの塗料がお勧めです。

楠ですが、

枝みたいな節みたいなのがくっついてるのでここを利用して野性味?あふれる良い雰囲気になりました。

大き目の彫刻刀で彫りめを生かして良い感じですよ~。

クスの場合は叩きノミだとガサガサするところが出てくるので

1寸以上の大きな彫刻刀で削ると豪快な感じがして素敵です。

色々なものを彫って、たまには食器も彫ったりすると家庭内でも

やはり使える。。ってことで食器、彫った人共価値が上がってウケが良いこと間違いなし^^です。

使えるってことは嬉しさ倍増です~~。

今日の仕事です。

Img_1309 今日から塗りでっす。

まずは明るい茶系に塗りました。

Img_1310 次に胡粉を塗りました。

特に意味はなく

その場その場のひらめきですか^^;

 

Img_1311 仏ちゃんも塗ります。

黄色っぽくない黄土を入れた胡粉です。

Img_1312 シベの部分は黄色っぽい黄土です。

とにかく塗って重ねます。

木地が出ない程度にします。

てなところで今日は終わりです。

Img_1316 こちらも5時から仕事としてやっとります^^;

 

手とか衣服とかチマチマと彫りました。

琵琶とお腹の間が空間があるので彫り難い~~~。

トラを急がないといけないのでこちらはまた被害被るかな~~。可哀そ^^;

Img_1315

こちら同じ思いで同じ方向を見てる

ネコと犬。。

犬の頭の上には木屑も。。

見ている先は当然トリ^^

食いてぇ~と考えてると思ふ^^;。。

ページ上部へ