そろそろどうしても作らなければならない時期になったんですが、
数日前に2件仕事が入りまして
どちらも期日が5月内ということで
ヤバヤバ!!
のんびりと作ろうと思ってましたが
最初から猛ダッシュで作ります^^;
外側は出来るだけノコギリで進めます。
こちらの馬に乗った若武者さんが人気があるようで
元々のデザインの方には申し訳ないんですけど、また作ります。
それも一緒に彫ります。
シッポは別に作ります^^
こういう動物は脚の間を彫るのが大変です。
脚が折れやすくなるので木を縦に取ってるので
お腹の辺りはとても堅くなって彫りにくいです。
勢い余ってるくらいの馬が良いっすね^^
川の中の菜の花はイジョーに大きくて立派です^^
たくましか~~。
可愛いです。
蕾も案外可愛い。。
この前書こうと思ってた
木彫りについて、、、ですが、
私は作品を作るにあたって
必要な3本立て、、、
として
1. デッサン力
2.内面を彫れる
3. 想像力(デザイン)
この3つが必要かな、、と常々思っています。
1.のデッサン力は、絵を描くことではなくて
見たものを同じに彫れる。。という意味です。
絵は2次元の世界で立体は3次元なので
絵が上手いからと言って立体が上手いとは限らないと思うのですが、
デッサンはもののとらえ方の勉強なので
立体でもとらえ方が上手くないといけないです。
ということは立体でも絵でもとらえ方が上手ければどちらも上手いということで^^;
2.日本人はわりに外回りを忠実に彫るのが得意ですが、
内面については疎かな感じがします。
内面こそ大切じゃないかと思います。
外回りがやたら上手い人は案外います。
空蝉(うつせみ)、、、せみの抜け殻みたいなものを思ってしまいます。
中から出てくるものがあれば外回りは逆に必要ないとはいわないけど
どうでも良いくらいです。
音楽でも日本人は音符に忠実に弾くことに熱心ですが
その心について勉強しない、、とヨーロッパの演奏家が良く言ってるのをテレビで観たりします^^
そこが大切なんですよね。
3.デッサン力があっても
想像力が無ければ
義務教育は良い成績で終えました。。
というだけのもので基本ではあるけどあまり意味ないと思います。
想像力のあるものこそ楽しく良いものです。
自分は何をどのように表現したいのか、、、ということが大事かと思います。
これらは自分に対して思うことで
趣味や楽しみとしてやってる人にとっては逆に重荷に感じられると思いますので
あまり考えなくても良いのですが、
こういうものが生まれながらに身についてる人もいますので
そういう方は是非磨いて良いものを作って頂きたいですね^^
そういう作品を観れることは楽しいです。
ありがとうございます。