江戸小紋

先々週だったか、朝日新聞の一週間の連載に

私の好きな染色で人間国宝の小宮康孝さんの文章がでていた。

私は小宮さん(なれなれしいが^^;。。)が昔っから好きで

ついつい、見てしまう。

いつも流れとしては同じなんだけど

近所のオジサン風の小宮さんの顔立ちとか

近寄りがたい感じを受けない庶民的な人間国宝だということとか、

なのにすごい仕事をしてる。。とかいうことが好きなんだ。

江戸小紋というのは、着物だ。

どちらかというと、関西の人には受けないな~~という感じだ。

お茶をやる人とか、

紋を入れて黒い羽織などを上から着ても絵になるな~~。

とりあえず、見た感じは無地なんだ。

ところが、じーっと見てるとすっごい細かい柄があるの。

その柄が、点々だったりするのが普通だけど

点々が集まって、梅になってたり、波になってたりする。

江戸らしい雰囲気としては、大根と大根おろしなんて柄もあったりして

洒落っけがとても良い。

小宮さんの仕事としては

簡単に言えば、型紙を使って反物に色をつけていくって作業だ。

版画みたいじゃなくて

穴に色なり糊を入れるって作業かな。

簡単に言えばそうなんだけど、、、、

その簡単さでは人間国宝にはなれない。

型紙の穴ってのが1cmの中に何十とかいう数なのよねー。

そういう小さい穴の中に糊状のものを入れる仕事を

反物の長さ=12mに永遠やっていくのは難しい!

が、

こっそり思うのは、

その型紙作りのほうがもっと面倒なんじゃないか、、、って気持ちもする。

和紙に柿渋を塗ったものに穴をあけていく仕事ってのがあって

伊勢型紙っていうのだけど

これはもう気が遠くなる。

好きな人しか出来ない仕事だ。

これはすごいっす。

針を自分で刀に作り直して使う。。なんてことを聞いたことがある。

市販のものでは間に合わないのかもしれない。

関係ないけど

植物学者の牧野富太郎先生も

植物を正確にうつす為に自分で毛が1本とか2本の筆を作ったと読んだことがある。

自分が使いやすい道具を作るってことも大事なのだ。

小宮さんは、

人間国宝になったからと言って

急に自分の作品の値段が上がるってことはいけないのだと書いてあった。

(もちろんそうは言ってもお手間がすごいから安物ではないとは思うけど^^;)

有名になるととてつもなくお値段が上がるってことは

気持ちは充分にわかるんだけど、

嫌らしいな。

そういうところにも信念が欲しい。

自分を正しく見れる値段ってのがあると思う。

ま、いくらであっても、高いと思う人や安いと思う人がでてくるのはしょうがない。

けど、

自分はこの値段でいきたい。。と思う気持ちは大事なような気がする。

どんなことにも自分らしさってのは大切なんだ。。

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全然関係ないけど、

先日頂いた甘夏の大福^^

甘夏ー?って疑いの眼だったんだけど

美味いっすー。

イチゴ大福の出たときの感激と落胆を思い出すけど、こちらは逆だ^^。あはは~。