今日私は珍しく具合が悪かった。
胸が痛くて腰も痛くて頭も痛かった。
これらの痛みにはあまり共通点が見られない^^;
一週間くらい前からそれらしき具合になっていて昨日薬屋さんに相談に行ってきたのだけど^^
で、こりゃお稽古はダメだと思ったけど、大丈夫かダメかと振り子のように考えが変わって
ダメだと決心した時はお昼近かったので今日予定の近めの生徒さんに電話して日にちを替えてもらったのでした。
遠くからの生徒さんはすでに家を出た後の時間だったので私は死んだよーな顔をしてお稽古に参加しようと
思ったけど、結構死んだようでは無かった^^(何を言っとるんや^^;)
で、今でもなんとか生きています^^
叩きノミを使ってたSさんがトラが叩きノミの入れ物の中に気持ち良さそうに寝てるというので
写真を撮ってるところを私が写真撮りました。西日の差し込み具合と逆光が良い感じ^^
気持ち良さそう~。まあ、ノミの上ではあるけど危なくはないっしょ^^;
具合が悪くなければもっと速く出来るのに、、と思ってカレンダーを見ると具合が良い時よりもずっと速い^^;
世の中はままならん。
ま、昔と違って忙しいからと言って雑には作りません。ということは昔は忙しいと雑に作ってた。と
言ってるようなものですが、そうです^^;
介護などでしばらく来れなかったHさんの鉢。
30センチちょっとあります。
合間を見てコツコツ彫られたようで、ジンワリと温かみを感じる鉢ですが、とっても分厚いので
そんなことを言ってられない。とにかく薄くしないと^^;
Sさんの急に作り始めた皿。こちらはオニグルミ?だったかの木で見かけはごついですが、
柔らかくて彫りやすいんだそうです。
こちらも大きめ、40センチくらいあるのかな?(寸法に弱いわたい・・)
厚さは3センチなのでかる~く彫るらしいです。
この前とあまり変化はありません。皿に夢中でした^^
てなことで皆さん(自分も含めて)てんでバラバラで仕事しました^^
Sさんはのこぎりと叩きノミ、Hさんは電動の彫刻刀ととってもにぎやかでしたが、
ネコと私はそういう音は気にならずに過ごせましたっ。
細かい部分、扇とか女の後ろの裳だったかと男の前のなんと言ったか(帯みたいなもの)、、、なども塗りました。
お、髪の毛まで塗れるか。。。ということで黒い絵の具で数回塗りました。
今度は墨で塗りました。こちらも数回。ムラが無くなるまでです。
後は目だけやの。。。。
寝込む前にとにかく完成したい。。。と言っても燭台があるのだ。
箱は今日出来上がってきた^^こちらの箱やさんはものすごーく仕事が速くて私はニコニコじゃん。
大体が3,4日で作って遠くから送ってくれる^^富山だったかな?
昨日仏様などを送ったお客様からの作品到着しましたメールの中に
最初なんで木に色を付けるのか・・・疑問でした。というところがあって
はて、なんで木に色を付けてるんだろ。。?と自分に問うてみました。
木はそのままでも綺麗だということでした。
私はほとんどヒノキを使ってますが、
ヒノキは彫りあがった時はものすごーく清潔な美しさで香りも良いのですが、
時間が経つとシミが出てきて、あまり綺麗じゃなくなるので
昔の仏像でもヒノキの場合は塗ってあるというのを読んだことがあります。
確かに点々とシミが出ます。
そして黒ずんでくると艶が無くなってくるので堅木のような美しさがないです。
私は木工ではないのであまり堅い木を扱うことができませんから
木々の自然の美しさというのからはちょっと離れちゃってるんですね。
更に、私は元々彫りよりも絵の方が好きだったので木の上にでも何か色が塗ってみたい。。
極彩色の仏像などを見て、ああいう風にはしたくないなあ、、、ということで色々工夫してはいます。
てなことで
現状維持って目的で色を付けてるんじゃないかと思いましたっ。(作った時の色合いをずっとそのままに。。)
ありがとうございます。