害虫の季節

今年も害虫の季節になったのだけど、
我が家の今年の害虫は、イラガだ。
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イラガってのは毛虫みたいなものなんだけど、
毛じゃなくて棘がある。
これはお見事です。
一個づつが木みたいなデザインになっている。
中が空洞だそうで、丁度注射針と同じ構造にできてて
刺した瞬間に毒液を出すんだそうだ。
中々賢い。
それに刺されると一生忘れられないほど痛いんだそうね。
嫌だわね~~。
 
こんなんが、梅の木にいっぱいついてるのだ。。
がっかりしてしまう~。
なぜかカマキリもいて、、
イラガについて色々読んでみると
カマキリは結構このイラガの幼虫が好物らしい。
毒にはあたらないらしくて、平気で食べるんだそうだ。
カマキリがいたので、殺虫剤をかけるのをやめてしまった。
下にめだかもいるので、噴霧器での殺虫もやる気がしない。
今月は公園の掃除の係りなんだけど、
これまた、あんなに綺麗な花を見せてくれた桜も
今では毛虫の糞と枯葉だけ、、、、
とてつもなく高いところで毛虫が発生してるらしくて、対処できそうもない。
昔では想像できなかったような、
害虫の大量発生は、気分が悪いものだ。
こんなのも時代の流れなのかな。。。。
 
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昨日、NHKで仏師のテレビ番組があるということだったので
忘れずに見てみた。。
京都の仏師だったけど、
やたら大きな仏さまを作っていた。
それもビャクダンだそうで、
これは想像しただけでも堅そうだ。
肘とか肩は大丈夫なんだろうか。。。などと思ってみてしまう。
薄い木を縦に接着したものに雛形を作って、
後でばらして、拡大したものを作り、それを集合させると大きな仏像が出来る。。という
やり方をしていた。
ビャクダンは大きな木というのがないそうで、
割と細めの木を集合させてなるべく無駄のないように工夫して作ってあった。
仏像の中は空洞だ。
さすが、ビャクダンだと仕上げには綺麗な艶がでていた。
堅い木は綺麗な肌になる。
こりゃ、大変だな~~~。。と思ってみたけど
正直言って、出来上がった仏像はどれを見てもあまり好きな顔ではなかった。(ゴメンなさい^^;)
多分、億の位での注文だとは思うけど、
そういうものを注文できる寺の経営方針もあまり好みじゃないし、
仏さまを大きく大きく、、、と考えてる栄養豊かな坊さんのあごや後頭部辺りもなにやら
えげつない感じがして好かんかった。
運慶の流れをくむ、慶派の人なんだそうだけど、
将来、この時代の仏像はあまり良くない。。。などと美術の教科書で簡単に片付けられちゃうような
感じがして、、力が抜けるような感じであった。
大きなものを好む傾向はあるんだけど、
小さなものでもキリッと光るものってあるんだけどな~~。
そういうものを認められない成金の注文主かな。。。
(ごまめの歯ぎしりか、、、、へへ、、、)
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