ホーム>工房日誌>アート・文化>ケシ
アート・文化

ケシ

先日、妹の友達が遊びに来た時に家で咲かせたという花を持ってきてくれた。

Img_2299_2

見た瞬間、ちょっとヤバいかな?と思ってネットで調べたら

案の定、栽培してはいけないケシだった^^;

ポピーの種と言って貰ったものを蒔いたらこんな花になって

一応お巡りさんに来てもらったけど、よく解らないと言って帰ったという。

花が綺麗なので切り花にしてから抜こうと思ってる。。ってことだった。

私も以前、歩いている時にプランターでとても素敵なケシの花を見つけたので

種をこっそり頂いて家で蒔いたところ

これがとてつもない、、大株になり、株回りの直径が80センチほどになって

更に高さも1mはゆうに超す大きさとなり、花は当然のことながら15センチはある

見事な花になったのだった。

こうなるとこの偉大さにやはりヤバい品種だな。。。と感じて

泣く泣く警察が来ないうちに、、と抜いてしまった。

ケシはアヘンをとるのだけど、モルヒネも採れるんすよね。。

別に庭で植えてアヘンを採ろうとは思ってないけど、中にはそういう人もいるんだなあ~。

そんなわけで昔から日本画などにはこういう種類のケシの絵なんかが

結構描かれている。伊藤若沖なんかも印象に残ってるなあ~。

ケシってのは花も綺麗だけど、蕾もうなだれてて可愛いし、

咲いた後の河童の頭みたいなところがまた良いのだ。(これがアヘンが採れるところだけんど^^;)

ついでに葉がギザギザしてて力強くそれぞれ同じ形をしてないので

動きがあって楽しい。

全草の色が日本画の絵の具の緑にピッタリの多少白みがかった緑で描きやすい。

と条件が揃っているのだ。

なのに植えて良いケシと悪いケシの区別が素人目には難しく

知らないとは言え捕まっちゃったりするのは嫌なのでついつい敬遠してしまう~ということになる。

昔、私が中学生になった時に初めて入った教室の外の花壇には

沢山ケシの花が咲いていて、教室内に栽培してよいケシと悪いケシっていう

警察からの印刷物が貼ってあった。

私は授業をあまり聞かないでそればっかり見ていたのだった。

お陰で栽培禁止のケシとそうでないのとは大体分かるようにはなったのだ。

それでも知らないことは多く、

今回ネットで調べて初めて知った、アヘンとモルヒネの含有量が種類によって

違う。。んだと。

アヘンはあまり採れなくてもモルヒネは採れる種類があるんだそうな。

へっえ~~~~。

イランだとかで取れるアヘンの元のケシってのは

高さが1mから2mなんて書いてあるから

やはりとてつもないゴツい奴で、こんなのが植わってたら

誰が見ても毒があるんじゃないか?って思うんじゃないかなあ~。

植えて良いケシの中にはポピーとかヒナゲシがあるけど

これはどう見てもアヘンが採れそうにもないもんねーーー^^。

そういえば、以前に知り合いから貴婦人と言う名の素敵なケシを庭で作ったので。。

と言って花束にして貰ったことがあったけど

今調べてみると植えてはいけないケシの中にあるじゃーーーん!

おーーーー、貴婦人って名前はウソだったんだなあ~。

ないものねだりになるけど、存在感のあるケシの姿が見たい。

このまますたれるのはもったいない。

 

ちなみにアンパンに乗ってる小さな粒のケシの実ってのがあるけど

これは無害なのだ。

植物はこういうところが面白いけど

完熟すると無害だそうで

いけないのは未熟の河童の頭なのだ。

若いうちは毒があるんだわあ。。。

んだなあ~。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.kibori.biz/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1019

コメントする