「切った以上は捨てない」精神で。
我が工房ではヒノキを中心に使っていますが、ヒノキは植林なので、自然林とは違います。
肉だって野生動物を獲って食べるのと家畜を食べるのと違うように木も自然の木を切るのと人工林を切るのと違います。
だからといって、無駄に使うことはありません。
木はそうそう簡単には成長しないです。50年やそこらの木じゃいけませんやね。
長い年月を経た木の命を使わせていただくので、こちらもやはり無駄のないように使いたいものです。
制作にもエコの精神を取り組んでおります
「切った以上は捨てない」精神で。
私は途中で放棄するやり方は好きではないので失敗したならば、違う考えを巡らせて
なんとか立ち直らせるということに努力をします。
こういう繰り返しでうまいこと木を生かして物が作れるということになるわけです。
切った以上は捨てない。
この精神じゃないと長年生きてきた木に申し訳が立たない。
そんな気持ちで制作にもエコの精神を取り組んでおります。