仏像福島へ

Img_6499 仕事場の北の背丈くらいの高さの窓に

バオバブの木を置きまして

ひょいと見上げて

アフリカを思ってます^^;

というほどではないですが、

後ろの曇りガラスにお隣の緑が

映って、、

それをバックに見てるとのんび~りとした気持ちになります。

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こちら自慢のネコのお尻。

我ながら良く出来てる、、と思ってるところです。

私は大体が、こういうところを彫るのが好きです。

観察も好きです^^;

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今日も黙々と削ります。

途中漆も塗りましたっ。

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いつもルルちゃんの嘴を見てて

思うんですが、

嘴も色々工夫されてるんだな。。。って。

鷲類は鋭く千切って大きく食べる。。のかなあ。。

先端の方は細いですけど、奥へ行くと案外広くなってるようであります。

そのカーブが難しそう。。

ついでに上の嘴と下の嘴の境目にギャザーが寄ってて大口開けても大丈夫。ってことらしい。

ルルちゃんは違います。

上下の間に電車の連結のところみたいになってます。

種類によって、用途によって構造が違うのはすごいっ^^

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今まで何か分からなかった状態ですが、

こうなるとトリって分かる^^;

この前作った仏像がいよいよというか案外早く福島へ行くことになりました。

自分としては3年くらい待つことになると思ってたので

ちょっと驚きましたが、

仏さまも注文主さまのお宅で頑張って働いてくれると思います。

原発20キロ圏内の方なので

私も無い頭で色々考えてしまうのですが、

被災地の方から代金を頂くというのはどうか?とか

今こそ仏像が必要な時ではないか、、とか、、

結論は出ないんですが、、

まあ、考えたわけです。

更に、何か必要なものを一緒に送ってはどうか、、とか

何が必要だろうか、、などと考えていて

そういうことを聞いてみますと

物はあるとのことで

さあて、、、、

ということで

では、震災の日に亡くなったワンちゃんの小さな肖像彫りをしてプレゼントしたらどうか、、

と思い付きまして、

伺ってみたところ、

こちらは歓迎してもらえました^^

仏像の隣に置いてもらえばご家族の皆さんもなんとなく嬉しいんじゃないかということで

物資よりは喜んで頂けそうです。

私は東北に知り合いが無いもんで、

物資を送ったり手伝いに行ったりということが無いんですが、

それにしてもせっかくのお知り合いになったのに

何を送ろうかということでその先に手が出ない。

考えてばかりで中々行動できない。

歯がゆい自分ですね。

で頑張ってワンちゃんを彫ろうと思ってます^^

自分に出来ること、、、って少ないわけで

出来ることを精一杯やるのが良いですネ。。。

 


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