金澤翔子さんという

一昨日だったかテレビで金澤翔子さんというダウン症の書道家(という言い方はいやらしい感じがするけど

お母様がそう言って欲しいとおっしゃってた。)を見た。

これが素晴らしい~~~んだなあ。。。

なんという字か。。

力強く、純粋で真摯で真っ直ぐで、、、

まったく良い字なので驚きました。

お母様もまた良いんですよね。。

その雰囲気が。

よくぞ育てられた。。という感じで優しさと厳しさと慈愛みたいのがそのまま姿形になってるような人でしたねえ。

いや~良いもの見せて貰っちゃったな~と思いました。

感動に震えちゃうような字でしたもん。

昨日は以前にご紹介したことがある石井一男さんという画家の番組をやりますよ~と

生徒さんからメールを頂いてさっそく録画しましたが、途中から見てしまいました。

こちらも良いんだなあ~~。

絵も良いし、ご本人も良い。

暮らし向きも生き方も中々良いんですよ。

こうありたいっていう形かなあ。。。

人と接するのが苦手だったせいで定職につかずアルバイトをしながら生きてきて

中年になってから絵を始めたんだそうですけど、

狭くて古いアパートの一室で熱心に絵を描いてる生活です。

今では人気が出てきてそのアパートで暮らさなくてもよいんでしょうけど

全然変えない。

毎日同じような質素な食事を摂り、洗濯掃除をして散歩して絵を描く。

その顔とか姿がまったくその性格や暮らしぶりや心情がそのまま出てるのが良いんですよお。

絵も良いんだけど、ご本人が魅力です。

やはり、金儲けに走っておきながら

清く美しい作品を作ろうなんて考えてるんじゃいけない。

作品にはその人なりが完全に出るんだという生き方をして貰いたいですよね。

(とは言え、家族がいる、家がある、、となるとそういうことも言ってられないのが普通ですが。。)

いやあ、、、テレビ見てしみじみと涙がにじみ出るような二つの番組だったです。

今日の仕事です。

まずは顔にペーパーをかけます。

Img_1660

鼻を植えたお陰で妙に可愛らしい顔になって

ペーパーかけてる時もニコニコしちゃいます。

今回は冠の上の部分も接着してしまいました。

いつもは塗り上がってから接着するんですけど、、、

Img_1661

胡粉を塗ります。

湿度が低いので乾きやすいんですけど

気温も低いので塗りにくいです。

5回塗ります。

Img_1662 あはは、可愛くないですか?

鼻のお陰かなあ。。

今まで鼻を彫り出していたんですけど

植えた方が楽で可愛くて小さく出来るんです。

なぜにもっと早く気が付かなかったんだろう。。

かえすがえすも口惜し。

彫るとすぐに鼻が大きくなっちゃうんです。

大きな鼻だとなんとなくおかしいですよ^^;

明日はペーパーがけからですが、

こういう時期は膠がバッチリとしててペーパーかけづらいかも。。

湿度のせいですかねェ。

押してください^^


にほんブログ村

ページ上部へ