額 黒いドレスの女

お盆ですね。

ナスやきゅうりに足をつけてご先祖様をお迎えをしてるお宅を数軒みました。

懐かしい匂いがします。

やったことがないのですが、妙に懐かしい空気です。

車もぐっと少なく、人もあまりいない。。

という数日です^^

どこからでも道が渡れますーーー。

 

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額装依頼してた作品が出来上がってきました^^

額の良し悪しで結構雰囲気が変わります。

中身が悪い場合は額を良く^^;

とも言いたいところですが、

中身と額がバランスが取れたのが良いかなーーー^^

ま、なんつーこともない

女の人の横姿ですが、、、、

昔からこういう構図は絵でいえば一枚は大抵の画家が描いてる図です。

一度は描いたり彫ってみたいものですよね。

厚みが1、5cmくらいの板を切り抜いて彫りました。

彫りはどうってこともないのですが、

塗りの方はかなり難航しました。

黒いドレス、黄色い髪ってのはもともと決めていたのですが、

肌の色はなかなか難しいものです。

黒っぽくなったり白っぽくなったり、、と

なかなか丁度よいところで止まってくれないものです。

ちょっと入れる色が台無しになったりします。

何回か重ねて色を変えてみました。

目も思ったものと違って段々パッチリと大きな目になっていきましたが、

とうとう全部消してしまって

白っぽい目にしてみました。

眉毛も立派だったんですが、とうとう無くなりました。

表面的なことはそんなところですが、

内面的なものはどうでしょう。

そんなものはあるかな^^;?

孤高。。。みたいなものは好きなんです。

凛とした空気みたいのが好きです。

そういう目でみるとまだまだですが、

でもこれを起点にもう少し横顔を作ってみたい気もします。

私は元々顔を描いたり、彫ったりするのが好きなんですが、

最近ではすっきりとシンプルなものが好みです。

仏像の顔を黒っぽく塗ってマスクみたいにした額も良いんじゃないか。。などとも

ずっと考えています。

額の枠はタモ材で柿渋仕上げです。

最初はワイン色の額で仕上がってきてましたが、

それとまた全然違った趣でこういう木そのものみたいな額は細くても印象的で

ある意味では軽く、(軽々しいという意味ではなく)

重苦しい雰囲気をとってくれるので

昔の額の彫刻に金の彩色の額縁などとは違って

とっても気軽に飾ることができると思っています。

詳しくは数日後にHPにて掲載しますので

そちらも読んでくださいね^^

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