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外垣さん作品、水牛
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なんとなく牛が重く動いてるって雰囲気がでてませんか。
本当は水牛が車を引っ張ってるところなんですが。
そういう力とか動きとか、表現するのは難しいっすね。
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外垣さんの良さは
粘土の塊りみたいな表現ができること。
中から湧き出る重量感、存在感を表現できるってことかなあ。。
(昔、彫刻家の人にデッサンを習ってた時に言われたのだけど、
その重さも表現しよう。。って。。それと見えないところもちゃんと存在してるように描けって。。。)
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これは、習って覚えるものではないので天性としか言いようがないすね。
たとえ、耳を忘れても^^;
足や角やしっぽが何回折れてもあまり問題じゃないです^^。
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私だってこういうしっぽの形にしてみたいけど~~~
こういう形はヒノキの構造上どうしても二か所で折れやすいんだわあ。
それをものともせず、思った形にするところがすごい!
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しっぽってものすごく表情があって
しっぽがダラリと下がっていたら、この価値は半減するでしょうね。
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と言いながら、私はダラリと下げてつけてしまう~^^;
しっぽで心が解るのに
しっぽを切ったりするな~~!。(犬の話です。。)
しっぽを切っても元のところが動くので解るんだそうですが。。。。
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この水牛は最後まで叩きノミで仕上げです。
最後まで叩いたということではなく、叩きノミを彫刻刀の代わりに使ったということなんだけど。
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どう違うの?ってことになるけど
やはり彫り痕が違うっす。
なんていうかー、やはり大胆になるのかな。
荒々しいというのか。
ゴツゴツしたようなお肌になります。
仕上げでこの重い叩きノミを使うとやりにくいのだけど
よい味がでるということはあります。
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とても太い筆で小さな字を書くのと似てるかな。。
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一般的には
最初から小さな刀を使うのはお勧めしまへん。
なるべく大きめのサイズの刀を使って彫った方がよりダイナミックな仕上がりになるので
お勧めしたいところです。
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コチョコチョしたことが好きなタイプの人は
最初から小さな刀を使いたがり
それはそれで、なんとなくそれらしいものが出来て、悪くない場合も多いので
一概には言えないけど、
最初は大きめ、願わくば叩きノミ。
次は中くらいの小道具。
仕上げは彫刻刀。という順番で彫ると良いです^^。
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自分の中で、荒彫り、中彫り、仕上げ。。と分けるのもお勧めです。
荒彫りは大切で、
荒彫りで綺麗に仕上げないうちに手直しして満足のいく形になると
仕上げも楽だし、最後にきてまた手直しってことがないっすよ。
荒彫りは荒く^^。
仕上げは細かく^^;
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人が変わったように感情を入れ替えて作るとうまくいくっす。。。
(なかなか変われないだけどねーー)