水月観音

■■ サイズ   縦17cm×横22cm×高さ30cm ■■
■■ 材料  ひのき 漆 墨 日本画絵の具  ■■



これは鎌倉の東慶寺にある
水月観音という仏さまを
真似て作ったものです。

水に写る月を見ているという
素敵な観音さまです。

近くに住んでながら
その存在を全然知りませんでした。
模写というほど正確では
ありません。

正面からの写真だけを見て
製作したので
似たものということです。

横や後ろは
想像で作っております。

流れるような姿が美しい
観音さまです。
やや色気がありすぎということも
あるようですが・・・・

衣も豊かな感じで
彫るには泣く〜〜っところですが、
そういうところに四苦八苦するのも
楽しいですね。

今回白木の方が写真写りがよいと
思ったので
この状態で写真に撮ってみました。
この角度もいいですねえ。

今回珍しく
仏さまにはサンドペーパーを
かけてみました。
ツルツルになってます。
岩は彫ったままです。

実際の仏さまでは
飾り物や光背は金属になってますので
この仏さまは木で全部作ってありますから
飾り部分は安全を考えて
やや単純化しました。


これが塗りあがったものです。
写真だと何がなんだか解らない
真っ黒なものになってしまいますが、、、

150年前のものですよ。と言っても
うなずけるような
良い色になりました。

これは茶色系統の薄い絵の具を
まず木にすわせて
その上に薄い墨でムラをつくります。

それをよく乾かしてから
かなり細かいペーパーをかけます。

その上にすり漆をします。
すり漆を2回してみました。

という塗り方です。

漆だけよりは表情があって
アラがみえない。。。。
絵の具だけより艶が出る。など
いいところがいっぱいです。

仏像には向いてる塗装法だと
思っています。

 すり漆とは、生漆(木から採ったままの色、透明な茶色。
よく知られているイメージの黒は、漆を酸化させて作られた色です。)
を布に含ませて、木地にすり込みます。
吸わない分をふき取り、何回か、同じことを繰り返します。

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