ホーム>工房日誌>アート・文化>生徒さん作品、サラダ鉢
アート・文化

生徒さん作品、サラダ鉢

秋らしくなってきましたね。

昨日、掃除をしてて掃除機の先がスルスルと動くので

ワックスでもかけた?風だったのでどうしたのかと考えてみたら

なんと湿度が低いんですねー。45%くらいでした。

大体70%くらいの日々が続いていたので驚きです。

サラ~~、、スベーー。。です。

生徒さん作品ご紹介します。

Hさん作、サラダ鉢です。

Img_3187

Hさんはこれが初めての作品で

ご家庭ではお仕事もされていて、更にご主人のご両親をお世話されていて

その合間をぬってほんのちょっとの時間をやりくりして制作されています。

ま、簡単に言うと器用。。。ということができるのかもしれませんが^^;

見かけの可愛らしさとは裏腹にのこぎりも大工仕事もお上手で

さっさと出来上がってしまうタイプなんですが^^

この鉢は23cmほどの大きさで家族分のサラダを入れられる容量になっています。

もちろんサラダ以外でもご飯ものとかスープ類とかなんにでも使えそうな雰囲気です。

材料は我が家では珍しい楠を使ってます。

楠に漆を塗っていますが、

見た目よりも軽く扱いやすいものです。

鉢というのは、内側がなかなかうまく取りきれないので

重くなりやすいのですが、驚くほど薄く彫ってあって危ないくらい(穴が開きそう?)です。

好みもありますが、

薄手にした方が使いやすいです。

木である。。という存在感を持たせたい時には厚手にした方がどっしりとしてよいですが。

厚くする場合も全体を厚くするか底の方だけ厚くするか。。ということがあります。

全体を厚くするとかなり重いものになります。

底の方だけ厚くするとどっしりとしてバカラのグラスみたいな雰囲気になるのですが、

使いやすさからいうと薄手でしょうね。

数か月前の生徒さん作品の鉢も見た目と違って薄手だったのですが、

思ったよりも容量が多くてご飯にして5合近くも入るそうです。

ちょっと大きすぎたくらいです^^;

今回のこの鉢だと3合くらいははいりますか。

丁度よい大きさじゃないでしょうか。

この鉢はデザインというものも特別なく

出来上がってくる頃になってから上にすぼむ形で丸くて可愛らしい姿になってきたので

あれ?と思ってみてました。

上に向かってすぼむ形は内側が彫りにくいです。

曲りの刀で彫らないとできません。

そういう意味ではお勧めしない厄介な形であります。

それを難なくさっさと仕上げてこられてさあすが^^です。

丸ということで既製品にも似た形になっているのでなんとも思わないかもしれませんが、

既製品はロクロでひいてますから楽ですけど

同じ形を手で刳るのは大変です。

仕上げにペーパーもかけていません。

外側も独特の綺麗な肌になっています。

丁寧に彫り込んだからペーパーをかけなくても大丈夫というわけです。

飽きがこない、長く使える鉢だと思います。

ちなみに楠は彫ってる時にはかなり強烈な香りがあります。

彫りあがると木目とは違う縞がでてきますけど

漆を塗ってしまうと全然見えません。

木目も弱いので漆を塗った場合、もう楠だとは判断できません。

でも楠は彫りやすく、値段も手ごろなので今時は人気がありますね。

ご家族に漆に弱い方がいらっしゃるそうで

使い始めるのは半年くらい寝かせてからが良いかと思いますが、

使うのが楽しみですよねーー。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.kibori.biz/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1075

コメントする