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アート・文化

大日如来像

桜のつぼみの時期は暖かくなったり寒くなったりするものだけど

今日はまったく寒いっす。

真冬に逆戻り?風も強い。

こういう日が来ることを齢50数年にしてやっと覚えたので

夜中にちゃんと電気毛布の温度を上げたので風邪をひかずに済んだのだった^^;

運慶工房作、大日如来像ってのが

海外のオークションにかけられて三越が14億円ほどで落札しましたね。

Tky200803190111

海外に流れることとか

オークションにかけられてしまったこととか

値段が正当か?ということなどをまったく別にして

この大日如来像は良い仏像だなー^^。

ゆったりとした美しい姿をしているし、

私が好きなのは腕だわあ。

仏像の腕などは普通丸太に似てて表情なしが多いけど

この仏像の腕はなぜか良い。

良い気持ちにしてくれる腕だ。

技術の良いものは多々あれども

気持ちの良い仕上がりのものって案外少ない。

技などは修練してなんとかなる場合も多いのだけど

その上の雰囲気とか空気とか心とか、、そういうものって

天性のものになるから、習って身に着くものではない。

今回の像は運慶作じゃなくて運慶工房の作ってことだから

運慶が作ったものとはまた少し意味合いが違ってきて運慶監修ってことになるらしいけど、

どちらにしても14億円という値段には運慶もおったまげているだろう。

おったまげついでに

この仏像を運慶作とした山本勉氏の文章を見ると

http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/yurin_439/yurin4.html

 

へえ~~っと納得できておもしろい。

なんといってもX線撮影の画像が出てるので興味深い。

運慶はこういう風に透視されるとは思わなかっただろう~。

体内に収まった五輪塔形の木柱が

X線で見るとまるで手に持ってるみたいに見える。

そういう意味だったのか?偶然なの?

裏とか中ってのは個性が出やすくて

外部では識別しにくくてもこういうところにはばっちりと個人の作り方が反映するから

同じ作者であるとか、いつ頃出来たものか、、、などということも

はっきり解るらしい。

世の中にはまだまだこういう埋もれた宝があるのだろうけど

今回のことは大きな話題だわあ。

私は個人的な考えとして海外に流れるのも悪くないんじゃないかな~?なんて

思ったりしてるのだけど

これって無知かな?

案外海外にでて価値を認められることも多いじゃん?

その証拠に今までこの仏像の価値を日本で認められてなかったんでしょ^^;

灯台もと暗し。。。^^

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