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アート・文化

大阿闍梨

朝日新聞の夕刊に一週間連載される・人生の贈りもの・というのがあるのだけど

今週は私の好きな 酒井雄哉大阿闍梨(だいあじゃり)だった^^。

40歳で出家して千日回峰って難行を二度もやった人だ。

千日回峰というのは

簡単に言うと

比叡山山中を一日30キロ拝み歩いて700日。

9日間の堂入り。

60キロを100日。

84キロの京都大回りを100日。

山中30キロを100日。

途中挫折したら自害。

という行だそうな。

これを二回もやっちゃった人で

一回だと過去比叡山千人に47人いるんだそうだけど2回だとぐっと減って3人しかいないそうな。

一回目の時に確かテレビでやっていて(もう随分と前のことですが。。)

それを見て頭にこびりついたのだった。。

こんなすごい人だけど

くだけた話しっぷりとなんというか顔がいいんだなあ~~~。

今年はもう81歳になられるそうだけど、なんともいえず良い顔だ。

今日本にはあまり見ない顔だ。

チベット辺りだとまだああいう良い顔の人がいるなあ。。

文章読んでても人となりが出てて面白い。

二度の千日回峰行を経てどんな変化があったか?と聞かれて

「何もないんだよ。。結局。」

って答えが可笑しい^^。

好きだな~~。

背伸びすな、、無理すな。。。と書いてある。

だねーーー^^。

千日回峰行を終えたものは京都御所に参内を許させるとそうだけど

その際に御所は土足厳禁であるのだけど、千日回峰行を終えた者のみ土足が許される。。

と書いてある。^^

そんなこと。。。って思っちゃうけど大変なことなんでしょうね。

また、9日間の堂入り、、というのは

不眠不臥、断水断食ということで

4日目くらいから死斑がでてきて死臭がするのだそうな。

うーーーーん、

これはやった人でないと言えない言葉だ。

この行を境に自分の為の行から世の為の行に変わるんだそうだ。

程遠い話なので

へーーーーーー、、、としか言えない状況の人なんだけど

話してることは極自然体で

偉い人なんだよーーー。てなところは全然ない。

中国の格言の中に

小仙人は山に住んで霞を食べて生きるけど

大仙人は市井に住んで普通の人と変わらぬ暮らしをしている。。

てな意味のものがあったけど、

なるほど、偉そうにしてる人は偉くもなく

偉い人ほど頭を低くして暮らしているのだ^^。

酒井大阿闍梨が生きて動いてる時に見れて(会えて^^)良かった。

今後300年はこういう人出ないだろうからなァ~~。(感激^^)

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