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アート・文化

最中

さいちゅうではなくて、モナカだ。

私はあまり和菓子が好きなほうではないけど

特にモナカなどは好まない。

世間一般もそうではないかと思う。

けど、昔一度食べた足利最中と記憶していたそれはもう一度お目にかかりたいというものだった。

味、姿、入れ方、などなどが満足がいくものだったからだ。

この間、新聞に松任谷正隆氏の書いた

食べ物のお取り寄せについての文章が載っていた。

その時に綺麗な菊の花の形をした最中を持っていたのだった。

ふと美味しそうに見えたので

突然に足利最中を思い出したのだった。

最中というものは、あまり美味しいものではないので

一々難癖をつけてしまう。

まずは、アンコが美味しくないといけない。

少なくてもいけないけど、やたらあふれんばかりみたいのもゲンナリだ。

甘すぎてキーーンとなるのも嫌だ。

自分でアンコを入れて食べるのなんかは、手巻き寿司と同じくらい嫌だ。

最中の皮になるともっと文句たれになる。

あんなもの美味くないもんねーーー。

私の場合、カシャっとくる感じがいやで、

アンコが入ってない部分があると皮だけが口に入るってのも気持ちわりい。

虎屋の最中には白やらピンクもあるけど、これもいけない。

あの黄土色みたいな色が一番美味しそうに見える。

あまり薄いのも寂しいし、厚いと口いっぱいになっていけない。

などなどとブツブツ思いながら食べるわけなんだけど

足利最中はそれをすばらしくクリアしてる。(と記憶してる。)

そんなわけで、松任谷氏の文章を読んで、

そうだ調べてみればいいじゃん。。。とやっとこ気がついた次第だ。

調べてみると足利最中って名前ではなくて古印最中という本名だった。

栃木県の足利学校の近辺で出来てるのだ。

足利学校は小学校でも習ったもので、皆一応名前は知っている。

そこの古い印鑑などを似せて最中に仕立ててるそうだ。

こういうところも中々品があってよい。

何より感激するのは、

箱の中にぎっしりと最中が詰まっているのだ。

境目や上げ底やパッキンなんてのは皆無なんだ。

なぜか隙間がないように正方形やら長方形やらのそれが入り組んではめ込んである。

好きな形のから食べれば良いのだろう。味は同じだけど^^

厚さも私は好きだ。

結構厚いと思う。

はみ出てない仕事も綺麗だし、空洞なんてないっすよ。

Img_0870

そんなわけでお取り寄せをしてみた最中^^~。

うめそーーーー。

というか、来た早々に開けて食っちまった。

うめーーーー、久しぶり~~25年ぶり~~~~。

なんでこんな美味しいものが有名じゃないのか。。という文章がどこかにあったけど

そこがいいねーー。

素朴、上品すぎない味、小豆が美味しい~。ついでに安い~~。

ばんざ~~い!

梅雨の憂さを吹き飛ばすアンコ物だーーい。

香雲堂

http://www.ashikaga-kankou.jp/member/kounhon/kounhon.htm

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