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内輪の家族葬ってのをやった。

お坊さんなし、通夜なし、線香なし、

なーんていう、かなり簡略化の葬式だけど

今流行ってるという。

故人の好きな花とか、音楽とかを集めて

好きなように送り出すというものだ。

私の母は刺激的なものや過激なものが好きだったので

花も毒々しいものが好きだ。

黒に近いような赤のバラみたいなものが好きだったなあ。

分厚いテラテラ光ってるような大きな葉ってのも好きだ。

普通好かれるかすみ草とか、カーネーションなどは大嫌いなのだった。

お陰で葬式とは思えない真っ赤な花の集まりであった。

ガーベラとかアマリリスの赤が印象的であった。

他に面白いことに母の好物の夏みかんが花に混じって結構飾ってあった。

あんなものでも巧く飾るとそれなりに面白いものになるんだなあ、、と

感心してしまった。

まあ、極ごく簡単に済んで

後は区役所とか金融機関回りなのだけど

以前に父が亡くなった時は

死亡届を出す前にお金を下ろしに行くと

全部下ろせたものだけど

今回はそう甘くはなかった^^;

ATM以外は下ろせなくなっている。

厳しい~~~。

細かいチェックで隠しおおせないのだ。

本人の委任状がないと出せないというので

もう委任状が書けるほど具合が良くないと言ったら

なら病院に電話をしてみるので病院名を言えという~。

ありょーーーー、そこまでやるかい。。という感じだった。

そういうわけで簡単に降参して帰ってきたのだった。

 

Img_0741

母の所持品の整理などをしてて

久しぶりに見て笑えた作品^^たち。

向こう側がハゼかムツゴロウみたいなもの。

手前がたけのこで右が干ししいたけ^^;

これを作った頃も好きだったのだけど、今見ても好きで可笑しい。

久しぶりに見ると漆の艶も良くなってていい。

干ししいたけなどは思わずそのまま他のものと一緒に水に浸けてしまいそうだ。

母は鎌倉彫を習っていたので

その作品は結構あるけど

こういう自力で苦労した作品で和ませてくれるものはないなあ。

こういう作品は人柄が出て面白いものだ。

ムツゴロウみたいな魚はホウの木を彫ったものだと思う。

漆が面白い色になっている。

少し手を入れて、目玉なども付けてみて本格的な完成品にしてみたいと思った。

愛蔵品にしてみたい^^。

たけのこも線を入れてみようと思う。

中々良くできてる、、ハハハ・・・・・・

父の時もそうだったけど、

父が作ったものの中で面白いものは取ってあって

そのまま仏壇もどきに入れてある。

父の作ったもので面白かったのは牛と金魚であった。

巧くないところがそのまま素朴で可愛らしい。

買ってきたお宝よりも

こういうものは面白い。

母が亡くなって悲しいという気持ちはあまりないのだけど

ポコンと抜けたような気分はある。

そういう気持ちを元気づけてくれるような物なのでありがたい。

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